爽やか・美味しい☆ 梅プルーンで元気をチャージ

暑さで食欲が落ちやすい夏。
「さっぱりしたものなら食べられる」という経験、ありませんか?
そんな季節に昔から親しまれてきたのが、酸味を活かした食べものです。
梅干しや柑橘類のすっぱさには、実は身体にうれしい理由があります。
特に注目したいのが、梅に含まれる「クエン酸」と、プルーンに含まれる「キナ酸」。
この2つの有機酸を組み合わせた「梅プルーン」は、美味しさと健康を兼ね備えた、夏にぴったりの食品です。

 

夏はなぜ「酸味」が欲しくなる?

暑さによって食欲が低下すると、食事量そのものが減り、エネルギー不足や栄養バランスの乱れにつながってしまいます。酸味には、味覚を刺激し、唾液や胃液の分泌を促して食欲を増進させる効果があると言われています。梅干しや酢のものなどが「夏向き」と言われるのも、そのためかもしれません。

梅に含まれる「クエン酸」

クエン酸は、梅やレモンなどに最も多く含まれる有機酸の一種で、酸味の成分です。私たちの身体の中で、糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーにつくり変える重要な仕組みにかかわっており、毎日の元気を支えてくれる成分です。

注目!プルーンに含まれる「キナ酸」

プルーンには、食物繊維・ポリフェノール・ビタミン・ミネラルだけでなく、有機酸も含まれています。プルーンの中で代表的な有機酸のひとつが、キナ酸です。
あまり聞いたことがない名前かもしれませんが、キナ酸は近年研究が進められていて、大腸の腸内細菌に働きかけて、血管や脳の炎症を抑える可能性があることがわかってきました。

クエン酸×キナ酸でパワーアップ!
「梅プルーン」で夏を乗り切ろう

青梅をプルーンエキスやはちみつに漬け込む「梅プルーン」。
梅のクエン酸とプルーンのキナ酸が醸し出す爽やかさに、プルーンエキスとはちみつの自然な甘みとコクが加わり、暑い季節にぴったりの、スッキリとした口にしやすい味わいが特長です。氷や水、炭酸水などで割るなど楽しみ方はいろいろ。美味しさと健やかさが詰まった「梅プルーン」を、夏の習慣にしてみませんか。

梅プルーンのつくり方はこちらから→季節の定番!梅プルーンづくり」

 

【参考文献】

  • 『楽しく学べる味覚生理学―味覚と食行動のサイエンス―』(建帛社)
  • 『忙しい人のための代謝学―ミトコンドリアがわかれば代謝がわかる―』(羊土社)
  • Molecular Nutrition & Food Research 2018; 62: e1800396
  • Journal of Translational Medicine 2024; 22: 352
  • Gut Microbes 2024; 16: 2374608
  • Journal of Future Foods 2025   https://doi.org/10.1016/j.jfutfo.2025.09.015