「最近、キレイになったみたいだけど、何かはじめたの?」
「うーん、最近はじめたことは運動ぐらいしかないけど。」
「へー。運動って肌と関係があるのかな??」
この二人は気付いていないかも知れませんが、実は運動は肌に良い影響を与えるのです!
その理由を詳しく見ていきましょう。
運動すると肌の血流も良くなる!
運動が肌に良い最も大きな理由は血流が良くなることです。
血液は、酸素や水、栄養などの必要なものを肌の細胞へ届けています。血流が良いと、こうした必要なものがしっかり届くので、肌は健康に保たれます。反対に、血流が悪いと、肌の調子が悪くなりがちです。運動不足や身体の冷えなどにより血管が縮こまって狭くなると、血流が悪くなりますが、運動をすると血管が広がり、血流が良くなります。血管は年齢とともに狭くなりやすいですが、高齢者が定期的に運動すると、肌の血管の広がりが約1.5倍になったという報告もあります。

まだまだある! 運動の肌へのメリット
- 睡眠の質が高くなり、肌へ良い影響を与える
運動をすると、寝つきが良くなり深い睡眠が得られます。脳から睡眠中に特に多く出される成長ホルモンには次のような働きがあります。
- 肌の生まれ変わりを促す。
- 紫外線によるダメージから肌が回復するのを助ける。
- 肌のハリや弾力を維持しているコラーゲンがつくられるのを助ける。
- 汗と皮脂が出て、肌の乾燥を防ぐ
汗と皮脂が混ざってできた皮脂膜が肌の表面をおおい、肌の乾燥を防ぎます。
- 筋肉からマイオカインという肌に良い物質が出る
肌のハリや弾力を保っているコラーゲンがつくられるのを助けたり、肌の細胞が増えるのを促す働きのあるマイオカインは運動をすると筋肉から多く出されます。
【参考資料】
- JMIR Dermatology 2024; 7: e51962
- Clinical cosmetic and investigational dermatology 2025; 18: 2189-2200
- 体力科学 2022; 71: 134
- Quality in Sport 2025; 42: 60507
