浴びすぎるとキレイの敵になってしまう紫外線。その対策について、あなたはどれぐらい知っていますか?
クイズ
紫外線による「しわ・たるみ」や「しみ」から肌を守る食品成分で大切なものは次のうちどれでしょう?
1. たんぱく質
2. ビタミンC
3. ポリフェノール

答えは
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1.2.3
実は全部正解です
なぜ紫外線によって「しわ・たるみ」や「しみ」ができるの?
まずは肌の構造を見てみましょう。肌の奥にある真皮ではコラーゲンというたんぱく質が網の目状になっており、肌の弾力を保っています。
このコラーゲンは、紫外線により発生する活性酸素で壊れて減少したり、変性したりします。その結果、肌の弾力が低下し、しわ・たるみができるのです。

表皮の一番奥にあるメラノサイトという細胞はメラニン色素をつくっています。メラニン色素をとり込んだ表皮の細胞は徐々に上へ押し上げられていき、最後には垢となって剥がれ落ちます。紫外線によりメラノサイトでメラニン色素が過剰につくられ、表皮の細胞の生まれ変わりが遅くなるとメラニン色素がいつまでも表皮に残り、しみになります。

身体の内側からも紫外線に負けない肌づくり
日やけ止めや衣類で外から紫外線を防ぐことはもちろん大切です。
それに加えて食事でできるケアを紹介します。
次の食品成分を意識してとることで紫外線に負けない肌づくりをサポートすることができます。
1.たんぱく質:
- 真皮のコラーゲンや肌の細胞の材料となる。

2.ビタミンC:
- コラーゲンをつくるのに必要。
- 活性酸素を消去する抗酸化作用がある。
- メラニン色素がつくられるのを抑える。

3.ポリフェノール:
- 抗酸化作用がある。
- 真皮でコラーゲンがつくられるのを促したり、壊されるのを抑える働きがあるポリフェノールもある。

明日のキレイと元気のために、今日から「紫外線対策」をはじめてみませんか?
~深掘り解説~
紫外線対策は晴れた夏の日の屋外だけではダメ!
地上に届く紫外線にはUV-AとUV-Bがあります。
日やけして肌の表面が赤くなるのはUV-Bの影響です。一方、UV-Aを多く浴びると真皮にダメージを与え、しわ・たるみの原因になります。
グラフのようにUV-Bは夏と比べて冬や春は少なめです。しかし、UV-Aは春でもかなり多いのです。 そのため、肌が赤くならなくても知らないうちに真皮がダメージを受けている可能性があります。
さらに、UV-Aは雲やガラスを透過する性質があるので、曇りの日や室内、車の中でも肌に届きます。
毎日のケアが未来の肌を左右します。季節や天候にかかわらず、油断せずにしっかり紫外線対策を行いましょう!

【参考資料】
- 「オゾン層・紫外線」気象庁
- 「皮膚科Q&A 日焼け」日本皮膚科学会
- 「紫外線に関する基礎知識」日本化粧品工業会
- 「有害紫外線モニタリングネットワーク」国立環境研究所